欧米のスポーツブランドだと思っていたら、現在は本拠地がアジアになっているというような会社もあります。オシャレなアイテムで人気のフィラもそのような会社の一つです。そして実はフィラは硬式テニス関連の用品を扱うメーカーとしてその人気を確立させてきたメーカーとしても知られています。今回はこのブランドの成り立ちと歴史に関して考察を深めてみましょう。改めてその魅力を知るとこだわりのアイテムがさらに美しく見えるに違いありません。

発祥はイタリア、でも現在は韓国のメーカー

フィラは発祥の地はヨーロッパのイタリアです。設立されたのは1911年ですからかなり歴史のある会社だということがわかります。そもそもは衣料品メーカーとして活動していましたが、1970年代にスポーツウェアの分野に事業を展開させます。モータースポーツのユニフォームを手がけたりと手広く活躍していました。

2003年にはアメリカの投資ファンドに所有権が売却されて、その後2007年にフィラ・コリアが本社を買収しました。現在ではフィラ・コリアが世界中のフィラブランドを使用する権限を持っているため、現在は韓国のメーカーということになります。このように発祥の地から所有権が別の国の会社に移ってしまうというのは古くからのファンからすると色々と思うこともあるかもしれませんが、なによりもその会社が存続して質の高いアイテムを発売し続けてくれるのが大切なのではないでしょうか。

硬式テニスによって人気を確立

スポーツウェアの分野で徐々に成功を収めていたフィラが特に人気を不動のものとしたのが、1980年代までに何人ものスターが登場したテニスの分野です。それらトッププロたちの活躍によってフィラは国際的になの知られたスポーツブランドとして成長していったのです。もしかすると現代の日本ではフィラとテニスを結びつけてイメージしていない人も多いかもしれませんが、このような歴史的な背景があることを覚えておきましょう。

ところでこのメーカーはシューズで有名というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。実際スポーツシューズだけでなく、オシャレなスニーカーも多く、ファッション関連でその名を知ったという人も多いと思います。発祥の地イタリアは靴で有名な国です。足元に対するイタリア人の拘りはかなりのものがあります。そんなわけでフィラはシューズメーカーとして世界的に有名にもなっていったのです。

ユーザーたちの声から見える魅力

実際のこのメーカーのウェアやシューズを使用しているユーザーからはどのような意見が寄せられているのでしょうか。公式サイトを見てもオシャレな服や爽やかながらセクシーなテニスウェアなど様々なアイテムが載せられています。スポーツをやるうえでもファッションは大切なので、バリバリのアスリートモードなウェアよりもこうした華やかで可愛いウェアを望む若い人たちは多いようです。

普段使いでカジュアルに着るのにもとても良いという声が多いようです。さらに実際にスポーツをするうえでも機能的で見た目も良いということで、特に女性から好評のようです。色気も洒落っ気もないジャージなどでテニスをやっている人たちは、これからウェアのようなオシャレなウェアで大好きなテニスを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと自分の気持ちも上がってきてプレーにもキレが出てくるかもしれません。

テニスのラケットをネットで購入?

さて、実際にテニスを楽しむためには当然ラケットが必要なわけですが、近年ネットショッピングの発達によってスポーツ用具もネットで購入する人が増えてきています。硬式テニスも例外ではなく、硬式テニス用ラケットもネットショッピングで手軽に購入できるようになっています。しかもネットで購入すると少し安く買えるというのです。どうしてネットで購入すると安くなるのでしょうか。

ネットショップでは海外正規品を輸入販売しているところも多く、国内正規品と比べると割安になることが多いのです。決して安いからといってすべてがアウトレットとかワケあり商品というわけではないのです。もちろん微妙な感覚が大切なスポーツ用品を実際に見ずにネットで購入することに抵抗を感じる人もいますが、実店舗で同じモデルを見てみて、気に入ってから同じ商品をネットで購入するという方法があるかもしれません。実店舗で色々なメーカーの硬式テニス用ラケットを試打してみると良いと思います。

スポーツはオシャレも大事

アスリートにとって機能的なアイテムは必須ですが、同時にオシャレであることも大切なはずです。色々なメーカーがありますが、特にファッション性に関してはかなり差が出るところでもあります。硬式テニスをバリバリ頑張っている人でも、トッププロが着ているような華やかなウェアに憧れている人も多いと思います。フィラのようなファッション性の高いメーカーでお気に入りのウェアを見つけてください。